2022年06月26日(日) 18:00
開幕週の福島芝1800で行われるハンデ重賞。
過去5年の勝ち馬は、その後バビットがセントライト記念に、メイショウテッコンが日経賞に、セダブリランテスが中山金杯に勝っており、東京より中山、外回りより内回りというタイプが勝ちやすいレースといえる。
フィエールマンなどは素質と能力で2着まで追い込んできたが、ああいう大箱向きストライドではなかなか差せないレースだ。ロベルトやキングマンボなど小回りのきく血をもっているかをまずはチェック。ヘイローのクロスも加点ポイント。(解説:望田潤)
グランディア
ドレッドノータスやサンマルティンの全弟で、ディアデラマドレの半弟で、クラヴェルの叔父。母ディアデラノビアはフローラSなど重賞3勝。母母ポトリザリスはアルゼンチンの年度代表馬。父ハービンジャーはキングジョージの勝ち馬でブラストワンピース、ディアドラ、ノームコアなどの父。この牝系は牡は持続力型に出やすいが、本馬もビュンと斬れるというよりは長く脚を使うタイプだ。距離は1800より2000あったほうがよさそう。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ソネットフレーズ
ボーデンの半妹で、母ボージェスト(JRA2勝)はドゥラメンテやアドマイヤセプターの全きょうだいにあたる。エピファネイア×キングカメハメハ×サンデーサイレンスはデアリングタクト、クラヴェル、スカイグルーヴなどと同じで牝馬がよく走っているが、スカイグルーヴとは母同士が全姉妹だから同血の間柄でもある。NHKマイルは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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