2022年06月28日(火) 18:00
2番手から横綱相撲で押し切ったタイトルホルダー(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、上半期を締め括った宝塚記念を取りあげます。圧倒的な主役不在のレースを、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、元SKE48の松村香織さんです。
アイドル出身ながら、「東スポ」で競馬コラムを約4年間連載した経験で導いた本命は、2番人気優勝のタイトルホルダーでした。
まずは、昨年の有馬記念で「絶対的に不利な大外枠からのレースにも関わらず5着に好走」を高く評価。さらに、「阪神内回りコースで行われた菊花賞と天皇賞春で最も強い競馬ができてる」と、希有な阪神中長距離三冠制覇の偉業を予見したのです。
そして相手本線にも、5番人気2着のヒシイグアスを指名。結果は◎→○→△で、3連単252.2倍、馬連20.6倍、ワイド7.8倍のトリプル的中となりました。
つづいては、“唯一無二の馬券戦略”を誇る久米島ブルー氏です。
こちらは、「開幕2週目の高速馬場に、パンサラッサをはじめテン速い馬が揃ってハイペース必至のメンバー構成」ということを予想の焦点に挙げ、「自身にとってオーバーペースとならない位置で立ち回れる先行馬」ということでヒシイグアスを本命に指名しました。
また、前走の大阪杯4着については、「レース後池添騎手が良化途上の感があったとコメントした様に出来がひと息だった印象で、前々走香港カップ2着の内容から見れば本来の力はもう少し上だろう」と分析します。
そして対抗にも、タイトルホルダーを「天皇賞春を7馬身差、菊花賞を5馬身差で圧勝した阪神への適性の高さはこの距離でも軽視出来ない」ときっちりと指名。本線で、馬連20.6倍とワイド7.8倍をそれぞれ2000円的中させたのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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