満喫の公営競技

2022年08月19日(金) 12:00

ソダシ、そして重賞

 先週は、いろいろな場所そして様々なジャンルの公営競技に参加させてもらいました。

 まず水曜日がボートレース。

 一昔前の言い方ですと競艇ですが、今はあえてボートレース・ボートレーサーという表現になっているとのこと。

 私は多摩川のレースを1レースから12レース行わせてもらったのですが、そこで気づいたことが6艇しかいないので、マルチという感覚がボートレースを買う方々にはないということ。そもそもマルチのマークカードも存在しないようで、競馬とボートレースの違いを感じました。

 と同時に、どこの世界でもヒーローが存在をし、素人が見ても、その巧さは一目瞭然で、しかも顔がイケメン。永井彪也選手、覚えちゃいましたぁ。

 また木曜日は笠松競馬場でトークショーを行わせてもらったのですが、当日、本当に沢山のお客様がいらして下さり、感動でした。

 続く金曜日は西武園競輪場に行き、なんと競輪場で元競輪選手の方々と浦和競馬を購入。

 お二方とも競馬好きとあって、この予想&馬券購入が実に面白く、また個人的に埼玉県って横に長い県なのだと47歳にして理解でき勉強にもなりました(笑)。

 そして日曜日は新潟競馬場で、安定のトリガミコで終わる1週間に。気づけばドップリ、ギャンブルを満喫した週でした。

 さて今週は白毛対決でも注目を集めている札幌記念。ソダシですが、アオラキとハヤヤッコを目にした際、いつもと違う雰囲気を感じていた様子。

 特にアオラキに「違う一族だろ」と言っているかのようだったと北村助手(笑)。

 状態に関しては「日曜日に15-15と大きめに乗った際、お尻にムチを一発いれたら、今週の火曜日がやる気マックスになっていた。もう戦闘モードにはいったと思い、最終追いきりはサラッ〜と。とにかく順調に調整ができた」と、デキに関しては文句なしの様子。

 ただ1点、私も感じていたことなのですが、今のソダシにとって4つのコーナー&2000mはこなせることはこなせるにしても、ベストの条件ではない。

 そしてまた、今回のメンバー構成をみると逃げ馬が有力所となり、ソダシはポジショニング的にもとらえにいく立場。

 そこがどうでるか? そう、簡単ではない条件の中、どんな走りを見せてくれるのか? そして結果は?

 いろんな意味で見所満載となり、楽しみです。

 一方の北九州記念は、3歳牝馬たちナムラクレアを中心に同じく3歳牝馬のテイエムスパーダ・アネゴハダ。そしてあと1頭入れるならば5歳牡馬タイセイビジョンまでかな…。

 それでは皆さん、日曜日午後3時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

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細江純子

愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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