2022年09月21日(水) 18:01
▲小牧騎手、2週連続の52キロへ騎乗(ユーザー提供:プゥーさん)
レインボーフラッグの連闘に伴い、2週連続52キロという過酷な戦いを終えた小牧騎手。減量も大事な仕事とはいえ、今回ばかりは「ホントによう頑張った」と自分への労いの言葉も。ユーザーからも「53キロと52キロはそんなに違う?」という質問が届き、その1キロの違いを切々と語ってくれました。
(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──先週のレインボーフラッグは、またしても外枠(8枠9番)でしたね(9月17日・中京11R・ケフェウスS・10番人気9着)。
小牧 外枠もあったけど、今回は完全に距離ですわ。レース前から距離が課題やなと思っていたし、52キロといっても、ほかにも軽い馬がいっぱいいたでしょう。だから、どういう競馬をしようかいろいろ考えたんやけど、やっぱり距離が距離やったから、ジックリ乗ったんですわ。
──直線に向いたあたりまでは、まだ十分手応えが残っていましたよね。
小牧 そうやね。一瞬、シュッと脚を使ったけど、最後は止まりました。でも、よう頑張ってると思うよ。馬も頑張ったし、僕も頑張りました。
──2週連続の52キロ。ファンの方からも「2週連続、お疲れさまでした」とメッセージがきていましたよ。
小牧 我ながら、ホントによう頑張りましたわ。2週連続の52キロはたぶん初めてや。目標体重まで落とした時点で、もう達成感があったからね(笑)。でもね、今回は成功したんですわ。今回は楽やった。
──先々週とは違う方法を取ったんですか?
小牧 お酒を抜きました。先々週は、あまりにもしんどかったからね。今回は、あのしんどさを味わいたくないと思って・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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