【神戸新聞杯予想】ダービー5着は額面以上に中身あり

2022年09月24日(土) 18:00

孫世代で急上昇見せるクロフネの血

 馬場の回復は早い。重馬場にも不安は少なかったが、日本ダービーを2分22秒8で乗り切っているプラダリア(父ディープインパクト)を中心にしたい。日本ダービーは5着(5番人気)に完敗だったとはいえ、2分22秒8は歴代の日本ダービー勝ち馬の4番目に相当する快時計であり、高速の芝だったことを考慮しても中身は濃い。

 終始好位の5-6番手を追走した自身の前後半バランスは推定「1分12秒2-1分10秒6」。流れに乗って上位に入線したのは3着アスクビクターモア(セントライト記念0秒0差2着)と、5着のこの馬だけであり、恵まれての好走ではなかった。

 セントライト記念で頭角を現したのは、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す