2022年10月16日(日) 18:00
20年からGIIに格上げされた東京芝マイル重賞。良馬場ならばディープインパクト産駒がよく絡むレースだったが、昨年はキズナ産駒ソングラインが快勝し、ぼちぼちディープインパクト孫世代に移行してきた感もある。また昨年はサトノウィザード、タイムトゥヘヴンとロードカナロア産駒が2着3着に。取り上げた5頭では、ダノンスコーピオンがロードカナロア産駒で、ラウダシオンが父父ディープインパクト。この2頭、ともに東京マイルのNHKマイルC勝ち馬でもある。(解説:望田潤)
シュリ
グレイトチャーターやジャンナの半弟で、牝祖ファンタスティックガールの子孫にファンタスティックルックやデザインドフォーラックといった北米G1勝ち馬が出る。ハーツクライ×ジャイアンツコーズウェイはクラヴァシュドールと同じ。母方のマイラーっぽさが表現されているのも似ている。「父スタミナ×母スピード」の配合だから先行脚質に出たのは順当で、ハーツ産駒だから東京もいいだろう。関屋記念のようにゆったりと先行できれば。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
セリフォス
フォルテデイマルミの3/4弟で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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