【AR共和国杯予想】ハンデ戦とはいえ波乱を期待するのは禁物

2022年11月04日(金) 18:00

回収率を見ても堅い重賞なのは明らか

 アルゼンチン共和国杯はハンデ重賞なので波乱を期待する人もいるだろうが、過去10年全馬を均等買いした場合の回収率は単29%・複47%。むしろ堅い重賞の部類だ。まずは上位人気馬を吟味して、ヒモ馬で少しだけ穴を狙うくらいが妥当だろう。

 テーオーロイヤルは休み明けオールカマー5着だったが、距離延長はプラス。東京は2400mと2500mを比べると100mの距離差以上に後者のスタミナ色が強い。それだけこのコースはテーオーロイヤルにとって有利だ。

 キラーアビリティは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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