2022年11月08日(火) 18:02
▲ゴールドシップ産駒のユーバーレーベン(撮影:下野雄規)
現役を引退した今も絶大な人気を誇るゴールドシップ。種牡馬としては今年既に4世代目を送り出していますが、ミルコ騎手もユーバーレーベンをはじめ多くのゴールドシップ産駒に騎乗しています。
そんなミルコ騎手にゴールドシップ産駒の特徴について質問すると、直近で騎乗した2頭の若駒を紹介してくれました。1頭はお父さんによく似た芦毛で、もう1頭にはなんと「牝馬で今年一番!」と絶賛。ミルコ騎手が太鼓判を押すゴルシ産駒とは…。
(取材・構成=森カオル)
ミルコ 確かにゴールドシップ産駒、多いですね。たくさん乗せてもらっているマイネルさんがゴールドシップ多いから。でも、2着が多い…(苦笑)。鹿戸先生のところの新馬も2着、2着で。
──ヴァイルマティですね。
ミルコ そう! ゴールドシップ産駒の牝馬です。新馬戦(9月10日・中山5R)のときは全然仕上がっていなかったのに、2着に頑張って。これはものすごく走る! と思った。だから2戦目(10月9日・東京3R)はめっちゃ期待していたんだけど、それ以上にクリストフの馬(アヴニールドブリエ)がめっちゃ強くて…(3戦目となった10月30日の新潟1Rでは、丸山騎手に乗り替わってまたもや2着)。相手が悪かったね。でも、能力の高い馬ですよ。僕が乗った牝馬のなかでは、今年一番! と思ったくらいだから。
──その評価は聞き捨てならない。
ミルコ 2回しか乗ってないけど、めっちゃ好きな馬。しかも、とってもおとなしい馬です。
▲「僕が乗った牝馬のなかでは、今年一番!」(ユーザー提供:mailaさん)
──ゴールドシップの片鱗はまだ見せていない?・・・
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
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