2022年11月27日(日) 18:00
チャンピオンズCは急坂つきのダ1800戦だから、ヌレイエフ(チュウワウィザード、クリソベリル、ゴールドドリーム、インティ、コパノリッキー)とロベルト(チュウワウィザード、ルヴァンスレーヴ、テイエムジンソク、アナザートゥルース、サンライズソア、コパノリッキー)の血を引く馬たちが毎年好走するのは順当といえる。チュウワウィザードはヌレイエフとロベルトを併せもつが、チャンピオンズCは3回出走し21年2着20年1着19年4着だった。
また同コースの東海Sで2年連続連対しているオーヴェルニュも、スマートファルコン×タニノギムレットだからヌレイエフとロベルトをもつ。オーヴェルニュは中京ダ1900の21年平安Sの勝ち馬でもある。(解説:望田潤)
オーヴェルニュ
ヴォージュの下で、母ギュイエンヌはJRA3勝。父スマートファルコンはゴールドアリュールの代表産駒でダートの大レースを勝ちまくった。産駒もシャマルやティーズダンクなど砂巧者が多い。母系にブライアンズタイムが入るのはアシャカダイキなどと同じ。血統どおりの晩成型で、古馬になって本格化し昨年の平安Sと東海Sを完勝。中京も実績十分で、シリウスSではトップハンデを背負い3着に踏ん張った。とはいえ1800のスピード決着は今はどうだろうか。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
クラウンプライド
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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