2022年12月09日(金) 19:00
今週末は香港国際競走!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る
香港カップは2015年以降、日本馬が5勝。2着4回。3着も2回。2015年、2020年、2021年は1、2着を独占。
同コースで行われるクイーンエリザベスII世Cも日本馬の草刈り場(今年は出走させてもらえず)。日本馬が過去に6勝、昨年は出走した4頭が1〜4着を独占。世界屈指のレベルでトップスピードを選別し続けた日本型血統のレベルの高さを香港でも示しています。
ただし、日本の根幹スピードで最速の馬が香港カップでもそのまま強いわけではありません。競馬で要求される能力は一定ではないからです。
香港カップをディープインパクト産駒で馬券になったエイシンヒカリ、ステファノスは日本の芝GIは未勝利。ラヴズオンリーユーも海外G1の勝ち星のほうが多く、日本では勝利数よりも1人気で敗れた回数の方が多い馬。
昨年のクイーンエリザベスII世Cも断然の1人気は日本でのGI勝利数が最も多いデアリングタクト(結果3着)でした。上位3人気はすべて日本馬ですが、人気とは真逆で入線。
日本の競馬で勝ち負けはできるけれども「日本の中ではトップスピードに特化していない馬=小回りの加速力勝負への適性が高い馬」が、より香港カップに向いた馬となるわけです。
なお昨年は3人気で2着のヒシイグアスを本命に推奨。当時はまだ出走していなかった「宝塚記念に向いた馬」として推奨理由にしました。もちろん、今年の宝塚記念でもヒシイグアスは評価(対抗)しています。
同様のアプローチで2018年は、あえて香港馬のグロリアスフォーエバーを本命に推奨。単勝920円の好配当で勝利を収めました。当時の2人気は日本のサングレーザー。1人気も日本のディアドラ。日本で強い馬がそのまま強いわけではないのです。
グロリアスフォーエバーの父はキングマンボ系のArchipenko。母父はストームバード系のStormy Atlantic。
どちらも日本でも結果を出している系統ですが、根幹距離のトップスピード勝負よりは阪神芝2200mのように主流スピードが削がれる舞台の方が有利な血統。これが香港のベスト配合と定義しています。
今年の香港カップで面白い血統はジオグリフ。
父は非サンデー系のドレフォン。現役時代はアメリカで走った馬。日本で選別されていない種牡馬。
さらに、母系にノーザンテースト。ダンチヒに近い特性を持ち、日本よりも海外の芝に適性が高い血。ステイゴールドもノーザンテーストを持つ馬。同じく香港の方が日本よりも結果を出しているグローリーヴェイズもノーザンテーストを持つ馬。
近親にインテイライミ、アルバート、アロマティコ、サンバレンティン。日本の競馬でもトップスピードは最大限に発揮できず、相反する加速力が問われる舞台を好む一族。香港にマッチする血統と定義しています。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の香港C予想はレース当日までにウマい馬券で公開!
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亀谷敬正
血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。⇒ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中
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