2022年12月19日(月) 18:00
朝日杯FSを制したドルチェモア(c)netkeiba.com
1番人気に支持されたドルチェモア(父ルーラーシップ)が期待に応えて快勝。2番人気のダノンタッチダウン(父ロードカナロア)がクビ差2着。さらにクビ差3着が3番人気のレイベリング(父Frankelフランケル)。高い支持を受けた人気馬が期待どおりの好勝負を展開した。
勝ったドルチェモアはこれで3戦無敗。今回は地元の阪神とあって3週連続して好時計の調教をこなし、先行力を生かすのに絶好の2番枠。一番の好スタートから一旦3番手に下げ、最後の直線だけ失速しそうな先行馬2頭の外へ。非の打ちどころのないレース運びだった。自身は「前半1000m通過58秒1、上がり35秒8-12秒4」=1分33秒9。1週前の阪神JFより0秒8時計を要したが、レース全体のペースも、芝コンディションもかなり異なるので、1分33秒台なら合格だろう(直前10Rの古馬3勝クラス1400mの勝ち時計は内回りのためか1分20秒3だったが…)。
これで、1500-1600mで3連勝としたが、陣営はマイル路線にこだわることなく、皐月賞も視野に入れることを表明している。・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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