【有馬記念予想】レースの流れが勝敗を左右する

2022年12月24日(土) 18:00

天才イクイノックスの追撃をしのぎ切れるか

 日本で最大の売り上げを誇るこのビッグレースは、チャンピオンシップ(選手権)でもない時代があった。かつて「毎日王冠(京都大賞典)→天皇賞(秋)→ジャパンC→有馬記念」のスケジュールがふつうであり、シーズン最後の一戦なので「もう疲れているのでは?」、とマイナスの要素があった。もっとも難しいコースの中山2500mも関係した。

 だが、近年は出走レースを絞る陣営が増え、この夏以降に3戦したのは間を空けながらのジェラルディーナだけ。頂点に近いジャパンC組は2頭しかいない。このグランプリが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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