2023年01月04日(水) 18:00
中山金杯は前走から斤量増になる馬が強いレース。今年は負担重量のベースが見直されたので1キロ増の馬は昨年までの斤量据え置きと一緒。本来の「斤量増」に該当するのはマテンロウレオ(56→57.5キロ)とラーゴム(56→58キロ)だけということになる。
マテンロウレオはこのコースに良績がないが、GIがふたつと弥生賞なので仕方ないところ。リステッドとGIII勝ちはこの中だと実績上位だし、前走もハンデに恵まれたわけではないので素直に評価したい。ただ極端な枠を引いたので、位置取りが後ろになりすぎるとちょっとこじらせてしまう可能性がある。
ラーゴムは7走ぶりの芝。芝でもリステッドを勝っている馬なのでもちろん好走もありうるが、・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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