【シンザン記念予想】アーモンドアイの勝利からレースの評価が急上昇

2023年01月07日(土) 18:00

今年はディープインパクトの最終世代に注目

 至宝シンザンの名を伝えるこのレースは、時期的に人気がなかった。クラシックを目ざす馬のスケジュールに入りにくい。だが、出走するレースを絞る手法が主流になると同時に、2012年、やがて3冠牝馬となるジェンティルドンナが勝った。さらに2018年には3冠牝馬アーモンドアイが快勝して一気に評価が変わり、桜花賞路線となった。

 今年も中京での変則開催。7頭立ては1983年メジロモンスニー(春の2冠ミスターシービーの連続2着)が勝った年以来のこと。寂しい頭数だが、ディープインパクトの最終世代の牝馬ライトクオンタムが出走してきたので注目レースとなった。

 ディープインパクト産駒は初年度の産駒(2008年生まれ)から、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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