2023年01月10日(火) 12:00
今週は土曜に愛知杯、日曜に日経新春杯と古馬のハンデ重賞が2つある。今年は基礎重量が+1キロされたという事情もあり、ハンデに敏感になっているファンの方も多いだろう。3日間開催だった影響で実際のハンデを見る前に原稿を書かねばならないのだが、この機会に私がよく言う「ハンデ戦は敢えて背負っている馬を買え」の再確認と、額面が1キロ増えることによる影響について考えたい。
まず、2013年以降に行われた芝2000m以上のハンデ重賞(年間14レースあるがうち2つは牝馬限定)について、牡馬セン馬のハンデ別成績を見てみたい。・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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