【シンザン記念】近年は牝馬の重要レースに ライトクオンタムの視界は良好

2023年01月10日(火) 18:00

牡馬相手に鮮やかに重賞制覇

重賞レース回顧

ディープ産駒最終世代のライトクオンタムが勝利(C)netkeiba.com

 シンザンを称えるこのレースは、調整の難しい冬場でもあり、春を展望する馬のスケジュールに入れにくいマイル戦だった。だが、クラシックに向かうレースを絞る手法が主流になり、近年は同じ1600mの桜花賞を展望する牝馬の重要なレースになった。

 2012年には、三冠牝馬となるジェンティルドンナが勝った。2016年には2着馬ジュエラーが桜花賞馬となり、さらに2018年には三冠牝馬アーモンドアイがここを快勝した。

 今年も中京での開催。珍しく7頭立てとなったが、ディープインパクトの最終世代の牝馬ライトクオンタムが出走して注目レースとなると、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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