2023年01月10日(火) 17:00
接戦を制したラーグルフ(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、新年最初の重賞である中山金杯です。1番人気と2番人気がそれぞれ4.5倍と4.6倍という混戦模様の一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“厩舎の勝負所を探る戦略馬券師”ランス氏です。
まずは、「有馬記念でワンツーフィニッシュしたように、今年の明け4歳勢はレベルが高い」と世代比較からスタートします。そして本命には、1番人気優勝の4歳馬ラーグルフ。ホープフルSで3着の実績から「中山芝2000mは合っている」と適性を評価し、「ハンデ56キロも手頃」と中心に推しました。さらに相手本線には、おなじく4歳馬のフェーングロッテンを「前に行ける組で怖い」「調教の動きも良好」と指名したのです。
そして3番手に6歳牝馬のクリノプレミアムを選ぶと、なんと、◎→▲→○で的中。「自信あり」とした買い目で、三連単443.4倍を400円購入すると17万円超のリターンに成功しました。
もうひとりは、“高配当をワイドで仕留める男”シューヤ氏です。
こちらの本命は7番人気2着のクリノプレミアムでした。前走の重馬場のエリザベス女王杯11着は「馬場に泣き」、前々走の府中牝馬Sは「東京の上がり勝負は向かない」と連続凡走を歯牙にもかけません。そして、「昨年の走りから力を付けている印象で、噛み合えば牡馬相手でも勝負になりそう」と強調したのです。
馬券は得意のワイド2点買いで、対抗に2番人気3着のフェーングロッテンを据えると、14.2倍を7,000円と厚く的中。約10万円の払戻金獲得となりました。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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