【根岸S予想】東京ダートのスペシャリストが圧勝か

2023年01月28日(土) 18:00

距離短縮の今回はライバルを上回る

 好位を追走した馬と、差し馬(追い込み)の「組み合わせ」が圧倒的に多いのがこのレースの特徴。昨年はテイエムサウスダンが1分23秒1(自身の上がり35秒8)で中位から差し切り、好位追走のヘリオスが2着に粘り、後方から突っ込んだタガノビューティーが3着だった。

 東京ダート1400mは、芝1400mと同じで差し馬に不利はないが、近年は流れ(ペース)そのものはあまり速くならない。良馬場で行われた過去10回の勝ち時計平均は1分23秒31。レース全体のバランスは平均「前半35秒07-(12秒01)-後半36秒23」。逃げ馬の粘り込みは少ないが、短距離戦にしてはハイペースではない。

 たまたま昨年の3頭は根岸Sの標準レベルそのものだった。この3頭と・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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