【東京新聞杯予想】母父デインヒル系が大活躍 4から5歳が高齢馬を圧倒

2023年01月29日(日) 18:00

東京芝マイルの別定重賞だが、安田記念と比較すると後傾ラップになることが多く、1800〜2000が適距離の馬の好走も目立つ。過去5年では4歳[3-3-2-13]5歳[2-2-2-17]6歳以上[0-0-1-28]と高齢馬不振。血統的にはカテドラル(母父ロックオブジブラルタル)、シャドウディーヴァ(母父ダンジリ)、プリモシーン(母父ファストネットロック)、サトノアレス(母父デインヒル)と、最近は母父デインヒル系の活躍が目立つ。取り上げた馬ではエアロロノア(母父ロックオブジブラルタル)が母父ダンジグ系。(解説:望田潤)

ウインカーネリアン

ウインルチルやウインシトリンの半弟で、母コスモクリスタルはJRA4勝(芝1200)。母母クリスチャンネームは函館3歳S3着。アウトブリードの母にノーザンダンサー4×4とヘイルトゥリーズン4×4をもつスクリーンヒーローが配されてメリハリのきいた配合だ。父中距離×母短距離らしい先行脚質に出たが、母はしなやかタイプで・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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