小倉で今年の初勝利を予感させるレースぶり!「チャンスはあるね」

2023年02月07日(火) 18:01

太論

▲フチサンメルチャンが10番人気5着と健闘!(ユーザー提供:ゆーきさん)

先週は、土日で計4鞍に騎乗した小牧騎手。土曜日のフチサンメルチャンは10番人気5着、2番人気に支持された日曜日のワンダーブレットも勝ち馬からわずかコンマ3秒の4着と、ともに次走が楽しみになる走りを披露してくれました。小牧騎手も、「どっちも勝つチャンスはある」と、力強く明言。メルチャンは中1週、ワンダーは中2週で再度小倉に登場予定とのことで、2023年の初勝利も近い!?

(取材・文:不破由妃子)

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──土曜日のフチサンメルチャンは、夏の小倉以来となるダートでしたが、10番人気5着(小倉10R・有田特別)。やはり走りますね。

小牧 メルチャン、頑張ったね。でも、ちょっとゲートで出遅れたわ。

──あの出遅れって、響きました? 結果オーライだったような。

小牧 そうそう。前も速くなったし、却ってね、いいところを取れた。なんか上手いこと乗れたわ。

──出遅れたことで、終始ラチ沿いをキープできたところもありますよね。

小牧 そうやね。でも、出遅れていなかったら、ひょっとしていたかもしれん。そう思わせてくれる脚やった。チャンスはあるね、やっぱり。力を付けてきたわ。また、中1週でダート1000mがあるんでね。そこを使う予定みたいですよ。

──本当に楽しみです。日曜日のワンダーブレットもコンマ3秒差の4着(小倉10R・由布院特別)。前走の負け方が気になるとおっしゃっていましたが、この馬もまた、2勝クラスを勝ち上がるチャンスはあるなと思わせる競馬だったように思います。

小牧 走ってくれたね。でも、ちょっと毛ヅヤが悪いんですわ。そこが気になった。

──レース後、「暖かい時季のほうがいいかも」とコメントされていたのは、そういうことですか?

小牧 そう。今回も頑張ってくれたけど、もうちょっとやれそうな感覚があるもんね。乗っているぶんには、体調の変化はそこまで感じないんやけど、あれだけ毛ヅヤが悪いと・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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