【フェブラリーS予想】東京マイルはナスキロとナスペリオン 近4年はストームキャットもちが勝利

2023年02月12日(日) 18:00

スピードも要求される東京マイルで行われるダート王決定戦。22年と21年はカフェファラオ(父アメリカンファラオ)、20年はモズアスコット(母父ヘネシー)、19年はインティ(母母父フォレストリー)と、ストームキャットの血を引く馬が4連勝中。この3頭はミスワキやゴーンウエストやアフリートといった「ミスタープロスペクターとトムフールとナスキロ」の組み合わせの血をもつという共通点もある。ヌレイエフの血も相変わらず有力で、イメージとしては、馬場が渋って軽くなるとストームキャットやエーピーインディなどのナスキロ優勢で、良馬場ならキングカメハメハやゴールドアリュールのなどヌレイエフ優勢。いつの時代も東京マイルはナスキロとナスペリオンなのだ。(解説:望田潤)

アドマイヤルプス

シークレットランやシフォンカールの半弟で、ブレスジャーニーやサムソンズプライドのイトコ。牝祖ダイナカールはオークス馬で、名牝名繁殖エアグルーヴの母。ここからドゥラメンテ、ルーラーシップ、アドマイヤグルーヴなど活躍馬が多数出る。父ヘニーヒューズはモーニン、アジアエクスプレス、ワイドファラオなどを輩出するダートの名種牡馬。東京コースに良績があるのはこの牝系らしいが、重賞では通用していないだけに劣勢は否めず…。

距離○ スピード○ 底力○ コース◎

オーヴェルニュ

ヴォージュの下で、母ギュイエンヌはJRA3勝。父スマートファルコンは・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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