2023年02月17日(金) 18:00
ギルデッドミラーが無念の引退となったことで、今年のフェブラリーSはレモンポップが圧倒的な人気になりそうだ。これまでパーフェクト連対だし、競馬のセンスが良いので大崩れがなさそう。根岸Sはこれまでよりやや後ろの位置になり道中の挙動も怪しかったが、終わってみればしっかり勝ち切った。武蔵野Sで負けているので距離を心配する向きもあるだろうが、無印にするレベルの距離不安はない。あくまでオッズとの比較でリスクをどこまで許容するかだろう。
人気対抗格はドライスタウトだろうか。ただこちらも川崎で全日本2歳優駿を勝っているとはいえ、東京1600mがどうかはやってみないと分からない。また今年はメンバーがいまひとつということを考えてもGIはGIなわけで、相手関係も考えなくてはならない。前走で差す競馬ができたのは収穫だと思うので、増えた武器をどうにか活かしたいところだ。
メイショウハリオは逆に距離短縮への対応力が問われる。芝スタートのワンターンだから・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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