【フェブラリーS】一段の総合力アップを示したレモンポップ

2023年02月20日(月) 18:00

レース全体が追い込み競馬の中、先行して抜け出し快勝

重賞レース回顧

レモンポップが優勝(C)netkeiba.com、撮影:下野雄規

 1番人気のレモンポップ(父Lemon Drop Kidレモンドロップキッド)の着差以上の完勝だった。カフェファラオ、ジュンライトボルト、クラウンプライド…などがサウジカップに遠征し、波乱もありえると思えたが、1-4番人気の4頭が上位を独占。上位陣のレベルは低くなかった。

 とくにレモンポップは初のGIを制し、これで11戦【8-3-0-0】。課題のあった1600mも楽々と克服し、新チャンピオン誕生を大きくアピールすることになった。これで2020年のモズアスコット、2021年、2022年のカフェファラオに続き、4年連続「外国産(USA)馬」が勝ち馬となった。

 レモンポップの1分35秒6は、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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