【弥生賞予想】人気を裏切ってきた馬は買えるか?

2023年02月28日(火) 12:00

似たパターンの馬が過去にどれだけ巻き返してきたか…

 今週の弥生賞ではグランヴィノスとタスティエーラが上位人気の1頭となりそう。この2頭は、前走重賞で人気になりながら4着以下に負けてきたという共通項を持つ。タスティエーラは2番人気だったが、1番人気3.6倍に対し3.7倍での2番人気なので、ほぼ1番人気と同様に考えていいだろう。

 今回は、これに似たパターンの馬が過去に弥生賞でどれだけ巻き返してきたかを見てみたい……と書いてはみたが、実は「似たパターン」に該当する馬がほとんど存在しない。

 過去10年の弥生賞に出走した前走重賞1番人気馬は8頭いるが、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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