【オーシャンS・チューリップ賞・弥生賞予想】好気配を見せるトップナイフは調教の量も十分!

2023年03月01日(水) 18:00

今週は2場開催 充実した週末になることは間違いない

 先週で小倉開催が終了し、今週は中山と阪神の2場開催。ただ、土曜日にはオーシャンSとチューリップ賞があり、日曜日は弥生賞。週末は2場48レースですが、他の特別戦でも注目馬が出走していたりして、充実した週末になることは間違いないでしょうね。

 そして、今週から新人騎手、新人調教師のデビュー。栗東の新人騎手は田口貫太、河原田菜々の2名がデビュー予定。今朝3月1日は初めての黄帽を被って、追い切りに精力的に跨っていました。美浦からは4名がデビュー予定ですが、やっぱり栗東で取材させていただいているので、個人的にはこの期の一番星は栗東所属の2名から出てほしいなあって思います。

【オーシャンS/ヴェントヴォーチェ】

 中山芝1200mは春雷Sの1着があると同時にスプリンターズSの11着もあります。レースの格が違うだけに、一概比較はできませんが、今回は時季的なこと、レースの格的なことを踏まえると春雷Sに近いパフォーマンスを期待してよいはず。だから、netkeiba.comの予想オッズでも人気になっているのかなと思います。

 ただ、春雷Sの時と違うのはローテーション。今回はスプリンターズS以来の休み明けで、しかも追い切り本数がかなり少ない仕上げ。春雷Sの時は1週前追い切りが坂路で4F52.2秒、2F24.3秒でしたが、今回の1週前は4F54.9秒、2F25.4秒。この内容だと調教から評価するという感じではありません。

調教Gメン研究所

追い切り本数がかなり少ない仕上げのヴェントヴォーチェ(2月28日撮影)

・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

関連情報

新着コラム

コラムを探す