2023年03月03日(金) 12:00
一夜にして13億円…。
アーモンドアイ、キタサンブラックに次ぐ歴代獲得賞金3位となったパンサラッサ。
凄いですね〜。
今回のレースで改めて思うことは、凱旋門賞のような自然を利用してのアップダウンのコースは別として、人工的なトラックでの競走となれば、今や日本の競走馬のレベルはトップクラスであると再認識。
ましてや平坦となれば、スタート&二の脚の速さから、その能力はいかんなく発揮できる条件のように感じます。
またこの4年のサウジを見ていると、ダートにおいてはパワータイプの力のいる馬場から、スピード力が要求される軽い馬場となり芝馬タイプ向きに。
昨年のミシュリフもそうでしたが、ここにパンサラッサをもってきた選択、そしてこの馬の良さを十二分に理解した吉田豊騎手でのコンビ力が素晴らしかったのでしょう。
一方、国内で行われた阪急杯は、ここも通過点となったアグリ。年齢的な面に加え、「テン・ナカ・シマイヨシ」のレーススタイルに、今後も連勝を続けそうな印象を受けました。
と同時に、不可解な負けだったのがグレナディアガーズ。道中、ハミを噛むところがあったにしろ阪神1400mで休み明けと好条件と思われる中での大敗。レース後のコメントでは外にはっていたとのことですが、いまだに分からない負けでした…。
さぁそして今週日曜日は弥生賞。
頭数が少ない中ではありますが、前走逃げて勝利をした馬が3頭。またハミ掛かりが良さそうで折り合い面に課題がありそうなタイプも…。となるとコンビ力で狙うか? もしくは自在性がありそうな馬か? 中山に向きそうなタイプか? 悩みます。
よって人気があまりなさそうな中から1頭選びたくなるのは、コース替わりがプラスと働きそうなセッション。
時計の裏付けなどはないですが、瞬発力勝負よりも持久力タイプで、前走においても、最後まで止まってはいない状況。
重心の低いタイプで、中山の坂、そしてムルザバエフ騎手との手もあいそうな気がします。
それでは皆さん、また来週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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