【弥生賞】父と同じ3戦目での勝利を果たしたタスティエーラ

2023年03月06日(月) 18:00

トライアル戦へ文句なしの有力候補

 ここが3戦目になるタスティエーラが、2015年の勝ち馬だった父サトノクラウンと同じように3戦目で皐月賞トライアルの弥生賞ディープインパクト記念を快勝した。

 史上、タスティエーラと同じようにキャリア2戦で勝った馬は「2001年アグネスタキオン、2005年ディープインパクト、2015年サトノクラウン、2016年マカヒキ」の4頭。全馬がのちにGI馬に育っている重要なトライアルだから価値がある。

 芝コンディションの差はあるが、2分00秒4の勝ち時計は、2016年マカヒキ(皐月賞2着、日本ダービー1着)のレースレコード1分59秒9、1993年ウイニングチケット(1993年の日本ダービー馬)の2分00秒1に次ぐ史上3位の好タイムだった。

 この週はかなり高速馬場だったが、レース全体の流れは・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す