2023年03月19日(日) 18:00
3年連続重馬場で行われている高松宮記念だが、最近はストームキャットのスピード(ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、ミスターメロディ、ロータスランド、キルロード、ダイアトニック)に加え、ロベルト(ナランフレグ、ダノンスマッシュ、ロータスランド、レッツゴードンキ、ショウナンアンセム)とダンジグ(ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、レシステンシア、キルロード、ナックビーナス、ショウナンアンセム)のパワーが全体としては優勢。急坂コースのスプリント戦らしい傾向といえる。近5年でみると7歳以上は[0-0-1-26]と不振で、勝ち馬5頭のうち4頭がGI初制覇だった。勢いや上がり目も考慮したい。(解説:望田潤)
アグリ
母母トゥゲザーはQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち。近親にガリニュールS(愛G3・芝10F)のジャンフェルメールなど。父カラヴァッジオは欧短距離G1を2勝したスキャットダディ産駒で、本年から日本で供用中。母父ウォーフロントはデクラレーションオブウォーやアメリカンペイトリオットの父でもあるダンジグ系。緩さが解消し短距離に寄ってきて、4連勝で重賞制覇と上がりに上がるが、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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