2023年04月12日(水) 18:01
▲対談も3回目で話が深まってきました(撮影:桂伸也)
共にフランスに行ってからメンタルが強くなったという佑介騎手と西村淳也騎手。その要因にはフランスとの文化の違いが挙げられるそうです。
西村騎手は以前に、事実とは異なる内容の記事を書かれてしまった経験があるそうで、取材をあまり受けないようになったといいますが、佑介騎手からその関わり方について「記者は全員嫌い! ではなく…」といったアドバイスも。
最後には西村騎手が刺激を受ける同世代の先輩たちについてもお話を聞かせてくれました。
(取材・構成=不破由妃子)
──西村さんは、お兄さんがきっかけで乗馬を始められたそうですね。
西村 はい。兄が騎手を目指していたんですが、試験に受からなくて。それなら僕がなろうと思ったのがきっかけですね。
──その後、お兄さんはJRAの厩務員さんになられて。
佑介 えっ、そうなの? 今、どこの厩舎にいるの?
西村 浜田多実雄厩舎です。
佑介 そうなんや。俺、まったく知らんかった…。
西村 顔も性格も全然似てないですからね。僕自身、「本当に兄弟なのかな?」と思うくらい(笑)。でも、僕がギベオンで初めて重賞(2021年・金鯱賞)を勝った翌週に、兄が担当していたルークズネストがファルコンSを勝って。そのときに、兄弟で2週連続重賞を勝ったということで取材を受けたりしましたよ。
▲「顔も性格も全然似てない」というお兄さん(ユーザー提供:川合絢三さん)
佑介 俺、もともと競馬の記事とかめちゃくちゃ読むタイプやったんやけど、それこそフランスに行ったあとくらいから、ほとんど読まなくなった…。それ以前は、新聞のコラムとかも全紙全員の記事を読んでいたのに・・・
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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。
藤岡佑介
1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。
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