2023年04月17日(月) 18:00
ソールオリエンスが優勝(C)netkeiba.com、撮影:下野雄規
「桜花賞」のリバティアイランドも強烈だったが、ソールオリエンス(父キタサンブラック)の皐月賞は、場内にリプレイ画像が流れると驚きのどよめきがさらに大きなどよめきを呼ぶ衝撃の勝ち方だった。
直線「大外一気」と形容される追い込みは、馬群の一番外という程度の意味で、実際には馬場の中ほどだったりするが、ソールオリエンス(横山武史騎手)の通ったコースはたしかに馬場の外側だった。
中位に近い位置で流れに乗り、4コーナーでは馬群から離して大事に外に持ち出し、残り1ハロン標では確勝とみえたのはタスティエーラ(父サトノクラウン)。鞍上松山弘平騎手の非の打ちどころなしの好騎乗で、ふつうならタスティエーラの完勝だったろう。
タスティエーラの2着候補を探すように・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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