【天皇賞(春)予想】GI実績と長距離実績の両方を持つタイトルホルダー

2023年04月28日(金) 18:00

内寄りの枠を引き、ますます有利に

 実績に勝るタイトルホルダーが内寄りの枠を引いた。ちょっかいを出してくる可能性のある馬がいずれも外に入ったことで、ますます有利に運ぶことができそうだ。

 GI実績と長距離実績ならば前者がモノを言う天皇賞(春)だが、タイトルホルダーの場合は両方を持っているうえに枠も良いので否定する理由はなくなってきた。1着か大敗かの馬なので原因不明な崩れ方をする可能性も見込む必要はあるが、逆に買う場合は1着固定でいけるので買い目は組みやすい。

 ジャスティンパレスはGI勝ちがないまま天皇賞(春)で上位人気になるという、このレースではあまりよくないパターンなのだが、1枠1番を引いたので重視せざるをえなくなった。とにかく・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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