2023年05月16日(火) 18:03
▲ユーザーからの質問に答えます (撮影:桂伸也)
今回はご質問をいただいた4月15日の中山7Rの豪快な勝ちっぷりの回顧と、騎手の血液型について。
ミルコ騎手はA型で、ご自身を「几帳面です」と分析しますが、川田騎手やルメール騎手をはじめリーディング上位騎手にはB型が多いそう。
国枝先生からは「あなたはイタリア人のなかで一番真面目ね」と言われ、からかわれるというミルコ騎手の血液型トークをお楽しみください。
(取材・構成=森カオル)
ミルコ ああ、シャドウマッドネス! あのレースはめっちゃ覚えてる。
──大きく離れた最後方から4コーナーで一気に追いついて…。すごくインパクトのある勝ちっぷりでした。
ミルコ スタートがよくないから、あの馬はいつも後ろからですね。でも、馬主さんから「出遅れに気を付けてね」って言われていたから、いいスタートを切りたかったんだけど…。スタートした瞬間、僕、苦笑いでしたね。「また出遅れた…。馬主さん、ごめんなさい」って(苦笑)。
──歩きながら出たような感じでしたね。でも、慌てることなくジックリと。
ミルコ もう馬のリズムで走ろうと思って。それに、ペース自体「ちょっと速くない?」って思ってました。だから、前が離れていくのは全然気にならなかった。あと、馬場のいいところを走らせたかったですね。絶対に内には行きたくなかった。それであの乗り方になりました。前の競走も見て勉強していたし、馬場(重馬場)も合いそうだし、連闘だったけど状態も良さそうだったから、リズムさえ守れば大丈夫だと思って。
──焦りはなかったんですね。
ミルコ なかったです。助手の小島良太さんからは「状態はいい。でもうるさいよ」って聞いていたんだけど、あの日はおとなしくて、返し馬からずっと落ち着いていました。あの馬場の2200mだから、やっぱりリラックスしてなくちゃ結果は出ないからね。だから、レース前から「今日はいいんじゃない?」と思っていて、自信があった。展開も向いたけど、馬の状態が良かったことが一番だね!
▲4月15日中山7Rをシャドウマッドネスで最後方から差し切り勝利 (撮影:下野雄規)
ミルコ なんで僕がO型? 僕、わがままじゃないよ(笑)・・・
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
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