2023年05月19日(金) 12:00
先週のヴィクトリアイマイルは、枠がでて迷うことが多くなりましたね〜。
皆、思うことはスターズオンアースとソダシの枠が逆ならば…と。
そこで魅了されたのがナミュールでしたが、スタート後に不利…。
牧場も過去1番のデキとおっしゃっていましたが、当日のパドックではこれまでにないほど体を大きく見せており、今回のスタート後は陣営も武史騎手も非常に悔やまれたことでしょう。
また同様に体が素晴らしく見えたのがソダシ。
こちらは厩舎で2か月間の調整で挑みましたが、さすが実績のある今浪厩務員&北村助手の仕上げと思えるものに思えました。また勝利をしたソングラインも、これまでにないほどの攻めた調整と、少しクッションのきく馬場もよかったのでしょう。
結果、終わってみれば東京マイルで実績のあるワンツー。スターズオンアースにおいては、心配のスタートも五分にきれ、いつもよりも前目での理想的な競馬とはなりましたが、結果論としてマイル適性の差に加え、個人的には中間のゲート練習など、ゲートを意識せざるを得なかった点もあったのでは? と感じるものでした。
さて今週はオークスとなりますが、ここはリバティアイランド1強と見ていいでしょう。
桜花賞前まではマイラー色の強いイメージでしたが、阪神JF後の3カ月の放牧期間中、過去にジェンティルドンナを手掛けた経緯もある厩舎長は、
「今ならば桜花賞よりもオークスのイメージにしてある」とレース前に話されていましたが、その通りの内容での勝利。またこれは個人的な意見なのですが、今のトレセン内の厩舎は、在厩調整が良い厩舎と放牧明け初戦がいい厩舎とが混在しているように思え、リバティアイランドは後者。そういった意味からもこの中間も放牧にでての調整にも魅了されます。相手ですが、これは当日の馬場や体重次第なところも。
特にラヴェルにおいては体重増が理想に思えます。また関東圏の競馬という点ではペリファーニアに魅了されますが、少しハミを噛むところもあるので、もう少し内目の枠の方がよかった気も…。戦っていないという点ではミッキーゴージャスもきになる一方、距離がのびる点でプラスとなりそうなのがハーパーやドゥーラやドゥアイズ、そしてイングランドアイズあたりかな…と。枠も考慮し、相手探しはもう少し検討します。
それでは皆さん、また次週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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