2023年05月24日(水) 18:00
ダービーについて、「最も運のある馬が勝つ」・「ダービーポジション(第1コーナーを前方で回らなければ勝てない)」という競馬ファンなら誰しも耳目に触れたことがあるだろう古い格言があります。
それは、かつて今よりもフルゲート頭数が遥かに多い設定(最大28頭立て)だった時代に言われた話ですが、それが18頭までとなった近年においても同様のことが言えました。 実際に12年から19年までの間で、最も人気薄で馬券に絡んだ穴好走馬は「1〜2枠」または「4角1〜2番手」に該当していた馬のみで、枠順とレース展開に恵まれた幸運による激走劇だったというのが真相でした。
それを「運(が良かった)」と捉えることについては賛否あるかも知れませんが、現に上記の穴好走馬(トーセンホマレボシ・アポロソニック・マイネルフロスト・サトノラーゼン・コズミックフォース・ロジャーバローズ)の大半がその後目立った活躍ができずにダービーが一世一代の大激走となっているという事実からも、逆にそれ以外(非内枠の非先行馬)の好走馬の大半がその後も主流路線で主役級の活躍をしているという事実からも、最低限の実力を前提として運という要素も多分に働いていたと見るのが妥当だと考えます。
しかし、20〜21年にかけて潮目が変わり、・・・
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キムラヨウヘイ
ライブドア競馬ブログアクセスランキングで1万ブログ中1位に輝いた実績もある人気ブロガー。独自レースレベル判定にもとづき、世間で過小評価されている“妙味馬”を見つけることに定評あり。すべてのレースの映像をチェックし、配当妙味のある馬を狙うという予想スタイル。各馬固有(厩舎や騎手など人も含む)のプロファイリングポイントに基づいた、激走タイミングにある狙い馬を発掘。馬券に役立つ情報を提供していきます。
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