2023年05月23日(火) 18:00
▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)
ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんに日本ダービー出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。
ベラジオオペラ
栗東・上村洋行 牡3
▲5月16日撮影(c)netkeiba.com
デビュー時のパドックから、大型馬特有のユルサはあったものの、それをもカヴァーするほどの2歳離れした、体を見せるステキな馬で雄大さを感じました。そのユルサも1戦ごと使いながらネジがしまってきている印象。さて今回ですが、これまで見てきた中では1番体を細くみせており、これを削がれたと判断するのか? それとも逆ととるのか? は難しいところ。ただ1点、デビュー時から、少しづつではあるのですが、体重は減少。新馬の時にユルサは感じたものの、太さは感じなかったこともあり、個人的には、当日の体重がこれ以上は減らない方がいいと思えます。
フリームファクシ
栗東・須貝尚介 牡3
▲5月18日撮影(c)netkeiba.com
自分をしっかりと持っていそうな顔つきと、バレリーナのような体型で、正しい骨の位置にまとうしなやかな筋肉といった印象。美しい馬だと思います。また頭・首・背中・腰にかけてのラインもきれいな曲線で繋がっている印象。とても500kg以上ある体に映らない点からも、全体のバランスがいいのでしょう。またこの体型から、広いコース向き。馬場としても前走時のような馬場では良さが失われてしまうところもあると思いますので、今回、条件はプラスになると思えます。・・・
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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