【日本ダービー予想】皐月賞と日本ダービーの関係性

2023年05月27日(土) 18:00

無敗の皐月賞馬は好成績の傾向

 出走レースを絞る近年の方が「皐月賞」と「日本ダービー」の結びつきは強く、最近10年の3着以内馬30頭中22頭が皐月賞出走馬。男馬の春の2冠は似た距離区分なのでもともと日本ダービーと、皐月賞(1939年が第一回。名称は別)の結びつきは強く、史上、皐月賞組が馬券圏内(3着以内)から消えたことは1940年のたった1回だけである。

 グレード制導入後、今年が40年目。無敗の皐月賞馬として挑戦したのは1984年のシンボリルドルフなど7頭。その成績は【5-1-0-1】。さらにこの間、皐月賞、日本ダービーの2冠馬は2020年のコントレイルなど11頭存在するが、うち10頭までが皐月賞の内容を評価されて1番人気に支持された馬だった。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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