【エプソムC予想】予想の軸は4歳馬 今年の顔ぶれはどうか

2023年06月09日(金) 18:00

5歳以上の各馬は悩みどころも多い

 エプソムCは4歳馬が強いレースで、降級が廃止された後もその傾向は続いている。理屈で言えばグループとしての4歳馬は弱くなる(かつてなら準オープンに下がっていた馬もオープンに残っているため)はずなのだが、実際にその傾向が確認されるまでは4歳重視でいったほうがよいように思う。

 今年の4歳馬というと、まずはメイS4番人気2着のマテンロウスカイと1番人気10着のルージュエヴァイユ。マテンロウスカイはセントライト記念以外すべて3着以内。逃げてもいいし逃げなくてもいいという脚質はエプソムCに向いている。前走がハンデ戦・55キロでのものなのでまだオープンの壁を越えきったというわけではないが、やはり有力な1頭だ。

 ルージュエヴァイユは古馬オープンでの2戦がともに大敗だが、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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