2023年06月13日(火) 12:00
今年のマーメイドSは、前走2勝クラス組が6頭、3勝クラス組が4頭、オープン組が5頭という登録状況になった。
もともと前走条件戦組が通用しやすい=登録してきやすいレースではあるが、過去10年トータルで前走2勝クラス組は19頭、年に2頭ペースだったので今年は妙に多い。
その前走2勝クラス組だが、過去10年の成績は[0-2-1-16]。馬券に絡んだ3頭のうち1頭は未勝利+重賞2着の収得賞金から降級で2勝クラスに落ちていたアースライズなので、ちょっと特殊な状況だった。それを除くと2頭。今年、登録数が多いからといって2勝クラス組を何頭も買い目に組み入れるのはちょっと違うかもしれない。
前走3勝クラス組は過去10年[7-3-1-49]で、このレースの主役とも言える存在。ただ、今年は該当4頭の中からどれを取るかが難しい。
本来、3勝クラス組で買いたいのは、・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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