2023年07月03日(月) 18:00
エルトンバローズが抜け出して勝利(撮影:下野雄規)
良馬場に回復した開幕第1週の芝で、前後半バランス「47秒7-(12秒0)-47秒2」=1分46秒9。飛ばしていくはずのグラニット(父ダノンバラード)がハナを切ったわりには少しも速くならず、前半1000m通過は59秒7。スローとはいえないが、予想外に落ち着いた流れになった。
積極的に先行したエルトンバローズ(父ディープブリランテ)が未勝利戦から3連勝で重賞初制覇を達成し、同じように果敢に先行したシルトホルン(父スクリーンヒーロー)がしぶとく粘り込んで2着。圧倒的な支持を受けた1番人気のレーベンスティール(父リアルスティール)は3着にとどまった。
西村淳也騎手(23)は、これでエルトンバローズと【3-0-0-0】。レース前に思い描いた通りの先行抜け出し作戦。会心の騎乗だった。・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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