2023年07月08日(土) 18:00
波乱(最近10年で100万、250万馬券を含む3連単10万円以上6回)になる最大の要因は、相手が弱化するローカル重賞のため、ここに活路を求めたベテラン勢が活躍すること。最近10年、馬券に関係した30頭中15頭が、あまり人気にならない6歳以上馬だった(うち8頭は6番人気以下)。
今年、ハンデ頭ヒンドゥタイムズも、昨年の勝ち馬エヒトも侮れないが、注目は6歳ガロアクリーク。脚元が弱いため、休養が多く戦歴はまだ14戦。だが、1年ぶりの前走も見せ場を作り58キロで0秒7差。十分な活力と、復活の気配を示している。昨年のエプソムC2着はひと叩きした直後だった。
7-8歳時にGI高松宮記念を連覇した父キンシャサノキセキは、産駒にも短距離型が多い。・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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