【函館記念予想】重要なのは「人気通りに買わないこと」

2023年07月14日(金) 18:00

定番が通用しない難しい重賞

 函館記念は難しい重賞。ハンデ重賞定番の「敢えてハンデの重い馬から」が通用しないし、かつて定番だった「巴賞の負け組を買う」も開催短縮化でやりづらくなってしまった。とにかく人気通りに買わないことが重要だ。

 アラタは競馬が上手い印象だが、前走オープン勝ち馬は過去10年[1-0-0-12]。持ちハンデが上がった、損なタイミングであるのも事実。安定味のある馬なのでヒモには残しておきたいが、個人的には軸にはしたくない。

 ローシャムパークは準オープンを勝っての参戦。ハービンジャー産駒で洋芝適性はありそうだが、人気になりやすい体質なので馬券的なうまみはない。こちらもヒモで扱いたい。・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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