2023年07月30日(日) 18:00
新潟ダ1800で行われる3歳重賞で、過去5年の平均馬連配当が8462円と荒れ模様。血統面でみると、過去5年の連対馬10頭のうち7頭がラウンドテーブルの血を引いている。ラウンドテーブルは芝をストライドで走る血だが、新潟コースのロケーションにも合っているということか。取り上げた5頭では、クレメダンジュ、ミスティックロア、レッドプロフェシーがラウンドテーブルの血を引く。また不良馬場になった20年はケンシンコウ(7人気1着)、ブランクチェック(5人気3着)とパイロ産駒が激走した。(解説:望田潤)
エクロジャイト
ブライトバローズの甥で、母オージャイトはグリーンダンサー≒グリーンポーラの3/4同血クロス5×2をもちブリーダーズGC3着。母母ジェダイトは忘れな草賞などJRA3勝。牝祖グリーンポーラはカルヴァドス賞(仏G3・芝1400m)勝ち馬でケープリズバーンの母。父ヘニーヒューズはモーニンやアジアエクスプレスなどを出す砂の名種牡馬。母譲りのニジンスキー的な伸びのある体型で、いかにも大箱向きの中距離馬。1800は2戦2勝で、新潟もいいだろう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
クレメダンジュ
コルテジアやハイエストポイントの半弟で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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