2023年07月31日(月) 18:00
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにエルムS出走予定馬の中から2頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ペイシャエス
美浦・小西一男 牡4
▲7月25日撮影(c)netkeiba.com
昨年のユニコーンSを勝利後は、6戦連続で地方交流戦に出走。今回は久々の中央で距離も大幅に短縮するが、クビと胴の長さや肩の角度、完歩の大きさから緩急の付きにくい舞台が合いそうだ。約4カ月半ぶりだが、あばらをくっきりと見せて皮膚の薄い筋肉質の体を誇示。まだトモはペタッとしているが、撮影後の1週前追いがハード。いい状態で出走できそうだ。
ワールドタキオン
美浦・斎藤誠 牡5
▲7月26日撮影(c)netkeiba.com
1週前追いは攻めが目立たないダートの中距離馬らしく格下にアオられたが、追って味がありしぶとく併入に持ち込んだ。馬体も緩みがなく前腕とトモのボリュームも申し分なし。上下前後のバランスがしっかりと整っており、状態は高いレベルで安定している。マイル-二千あたりで長くいい脚が使え、中央復帰後は多種多様な舞台で3連勝。今回の条件も全く問題なし。
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