【新潟記念予想】今回上がり1位か2位になるのは誰?

2023年08月29日(火) 12:00

過去5走まで速い上がりを使えるかを確認したい

 新潟記念はワンターンの外回り2000mで行われるため、どれだけ速い上がりを使えるかという勝負になりやすい。過去10年で見ても上がり1位か2位だった馬は[7-3-2-11]、回収率は単647%・複249%。人気薄馬がいきなり上がり上位を取って馬券に絡むことも多く、そのぶん回収率は高くなっている。

 ただ、今回誰が上がり上位になるかは誰にも分からない。前走の上がり1位だった馬は過去10年[2-1-3-22]、上がり2位だった馬は[0-1-1-17]で、両者を合わせた回収率は単22%・複50%とかなり低い。今回上がり上位になる馬を買いたいのに、前走で上がり上位だった馬を買ってはいけないということになる。

 では、今回上がり1位や2位になる馬を推測する方法はないのか。・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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