【新潟記念予想】「夏の牝馬」は近9年連続連対なし 有力馬サリエラの評価は

2023年09月02日(土) 18:00

良績残すキングカメハメハの血に注目

 グレード制が敷かれた1984年以降、挑戦した3歳馬は2018年ブラストワンピースが勝っただけで【1-0-4-27】。また、同じ1984年以降の30年間には11勝もしていた「夏の牝馬」が、現在は9年連続して連対していない。

 傾向が今年に当てはまるとは思えないが、もうひとつ意味のありそうな記録は、近年、キングカメハメハの血を持つ馬が大活躍していること。

2018年 1着ブラストワンピース(母の父)
2019年 1着ユーキャンスマイル(父)
    2着ジナンボー(母の父)
2020年 1着ブラヴァス(父)
    2着ジナンボー(母の父)
2021年 3着クラヴェル(母の父)
2022年 2着ユーキャンスマイル(父)

 リピーターがいるとはいえ、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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