【紫苑S予想】母父クロフネが強い秋華賞TR 後傾ラップでマイラーが勝つことも

2023年09月03日(日) 18:00

 中山内2000で行われる秋華賞トライアル。過去5年の平均ラップは前後半60.6-58.7。だいたい前半ゆっくり入って後傾ラップになるので、ここ3年はサウンドビバーチェ、ファインルージュ、マルターズディオサなど、古馬になってマイラーに完成したような馬も勝ち負けしている。中山内回りの重賞らしくロベルトの血を引く馬もよく好走しており、特に母父クロフネはスタニングローズ、スルーセブンシーズ、パッシングスルー、ノームコアと近5年で[3-1-0-3]。(解説:望田潤)

グランベルナデット

 母ラブリーベルナデットはミセスリヴィアS(米G2・芝8.5F)勝ち馬。母父ウィルバーンはインディアナダービー(米G2・ダ8.5F)に勝ったエーピーインディ系。近親にナシュアS(米G3・ダ8.5F)のポポルズゴールドなど。父キズナはディープ産駒のダービー馬でソングラインやアカイイトなど牝駒がよく走ることで知られる。本馬はストームキャット3×4をもつがタイプとしてはソングとアカイイトの間ぐらいか。2000は2戦2勝だがベストは大箱1800かも。

距離○ スピード◎ 底力○ コース◎

ソレイユヴィータ

 エピカリス、メイショウナルト、キムケンドリームなどの下で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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