【セントウルS予想】GI上位常連級不在で混戦必至か

2023年09月08日(金) 18:00

紛れがありそうなメンバー構成

 GI上位常連級がいない今年のセントウルS。例年よりは紛れがありそうな気がする一戦だ。

 人気はビッグシーザーか。古馬がだらしないぶん人気になるのは理解できるし、自身の成績に大きな疵がないのも評価できる。ただ対古馬戦の怖さはあり、それでいながら人気になってしまうというのは馬券的には微妙なところだ。

 アグリは1400m以上を使われることが多かったが、1200mでGIレベルの走りをしてもおかしくない馬。短距離の名門・安田隆行厩舎だし、ここで古馬の貫禄を見せてほしいところだ。

 ジャングロは武豊騎手に戻っての一戦だが、騎手のコース成績がかなり良いのでそこは強調材料。馬は上の世代と戦うのが2回目だが、アイビスSDも6番枠からの6着だし、今回のメンバーならそう大きな差はないように思う。

 ピクシーナイトは本来なら・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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