【セントウルS】成長とパワーアップが認められた

2023年09月11日(月) 18:00

強気なレース運びが本番でもプラスを呼ぶ可能性

重賞レース回顧

セントウルSを制したテイエムスパーダ(C)netkeiba.com

 スプリンターズSに向けて、手ごたえのある内容を示したのはどの馬か。レース全体の流れは前後半「33秒5-33秒7」=1分07秒2。過去10年、良馬場で行われた9回の平均勝ち時計が阪神、中京を合わせて「1分07秒31」なので少しも遅くはない。レースレベルは標準的なものだったといえる。

 勝ったテイエムスパーダ(父レッドスパーダ)は、2022年の小倉で驚異の快レコード「1分05秒8」で独走したあと、7戦も連続して掲示板にも載れないレースをつづけていたのでなんとか「ここで巻き返したい」。そのテーマはクリアした。

 前半「33秒5」は馬場コンディションを考えると、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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