2023年09月12日(火) 18:00
セントウルSを制したテイエムスパーダ(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、スプリンターズSの前哨戦・セントウルSです。単勝万馬券のブービー人気馬が勝利した波乱の一戦を、はたして、どのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“豊富な経験から少点数で仕留める”太田将紀氏です。
なんと本命は、単勝112.6倍で逃げ切り勝ちを遂げたテイエムスパーダでした。もちろん、大敗つづきで「近走のレースぶりから、狙いづらい馬」ということは重々承知のうえ。 しかし、「調教の動きは、馬体の張り目立ち出来だけはかなり良く見えました」と大復活の可能性を見出したのです。「開幕週の馬場有利で、展開も向きそうな今回は、粘り込みがあっても不思議では無い」と強く推しました。
さらに3番手に2番人気2着のアグリを据えると、ワイド90.5倍を2,000円的中。18万円超の払戻金を獲得しました。
つづいては、“メシ馬が送り込む予想職人”の榊原昌幸氏です。
こちらの本命は、回収特化型のPHS指数でダントツの130.5を記したアグリでした。一方、1番人気10着のビッグシーザーが89.5、3番人気6着のジャングロが65.3と低評価だった点にも注目でしょう。ちなみにPHS=100%は「長く買い続けたら回収率100%に収まる馬」を意味します。
そして馬券は、PHSのスコアをもとに相手を6頭に絞り、馬連348.2倍を800円購入。27万8,560円の大きなリターンに成功しました。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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