2023年09月26日(火) 18:00
神戸新聞杯を制したサトノグランツ(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、菊花賞トライアルの神戸新聞杯です。人気のダービー最先着馬が凡走し、ダービー大敗馬の勝利となった一戦を、はたして、どのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“展開重視の中スポのエースTM”大野英樹氏です。
本命に推したのは、3番人気優勝のサトノグランツでした。ダービーでの11着完敗を、「まだ馬体に緩さを残して途上の段階でのもの」とジャッジ。「はじき出した上がり3F33秒1はメンバー中で2番目タイの数字」だった点に注目し、「大外枠18番ゲートから進めてマークしたのだから十分に評価ができる」と巻き返しを狙ったのです。
そして馬券は、馬連47.4倍を3,000円と厚く的中。14万円超の払戻金を獲得しました。
もうひとりは、“進化するヒューマノイド”のRENA氏です。
的中率と回収率のバランスを追求した「安定収支型ローリスク予想」ながら、今回指名した本命馬は10番人気2着のサヴォーナでした。なにより強調したのが、前走の2勝クラスでの「上手くマイペースに持ち込んで3馬身差の圧勝」です。「以前は差し馬のイメージが強かったですが、決め手不足で勝ち切れないレースも多かったので、新味を引き出した価値の高い一戦」と高く評価。ダービー組と互角に戦える能力を見逃しませんでした。
馬券は、馬連47.4倍を800円的中。さらにワイド15.7倍に2000円と厚く張り、ダブル的中させることに成功したのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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